ありす幼稚園ブログ
「モンテッソーリの部屋」
2018-04-12
4月から新たに室内お砂場の隣に「モンテッソーリの部屋」を設けました。
今まではカリキュラムの中でときどき登場していたモンテッソーリメソッドですが、思えば、今から35年ほど前、先代の園長が「これからの時代、人に必要なのは先を見越す力。だから、幼児期の"感覚教育"が必要だ」と言って、当時脚光を浴びていたシュタイナー教育(ドイツ)ではなく、マイナーな"モンテッソーリメソッド"に興味を持ったのでした。
そして、ちょうどその頃、ビル・ゲイツやジェフ・べソス(Amazon創業者)、ラリー・ペイジ(Google創業者)、マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)、ジミー・ウェールズ(Wikipedia創始者)、オバマ大統領、クリントン大統領などが世界中でこのメソッドを幼少時に実践していたのです。
"モンテッソーリメソッド"とは、イタリアの女性医師が提唱した教育法です。
「子どもの発見」と言って、おとなは単なるサポート役で、専門的知識をもった大人が必要に応じて子どもを適切にサポートするメソッドです。
ですから、「モンテッソーリの部屋」には常に専任の先生がいて、子どもが自由に教具を選択して遊ぶ中、よりその子が効果をあげられるよう、じっと子どもを見守り、"小さな援助"をし続けます。
そうして、毎日、自由にお部屋を出入りして遊ぶことにより3年間で培われる力は、「集中力」「先を見る力」「論理的な思考力」「研ぎ澄まされた感覚」「独創性」「自立心」などです。あの藤井聡太六段のように。
お部屋の先生は、教務主任の新妻優子先生です。
保育参観などで、随時、モンテッソーリの部屋でのあそびをご欄になっていただきますので、どうぞ楽しみにしていてください。
