ブログ
ブログを通して、絵本美術館での活動をご紹介します。
『ねないこだれだ』
2019-08-01
第4回「絵本の読み聞かせ会」が行われました。
夏休みに入って2回目の読み聞かせ会です。
今回の絵本は、子どもたちに大人気の絵本『ねないこだれだ』。
毎年、この絵本の回には大勢の申し込みがあり、午前と午後の2回に分けて行われるほどです。
きょうも、約150名の参加者をお迎えしました。
さて、『ねないこだれだ』は、せなけいこさんの小さな傑作絵本ですが、その素晴らしい世界観をこわすことなく、先生たちがペープサートを作り、迫力満点の “こわ〜いお話” となりました。
お話が始まると、あまりのこわさに館内はシーンと静まり返り、お話が終わる頃には泣き出す子も…。
一冊の絵本でその場の空気を冷蔵庫みたいにヒンヤリさせるんですから、ほんとうにすごい絵本です!
絵本の力を思い知らされるのはこんな瞬間なんです。
「アリスのお茶会」
2019-02-27
福島民報新聞社主催の「おとなの絵本カフェ〜アリスのお茶会〜」を行いました。
絵本『不思議の国のアリス』のお茶会のシーンを再現するのはたいへんでしたが、抽選で選ばれた幸運な方達が、非現実の世界でお茶の時間を楽しまれたのはよかったです。
今後も、絵本にちなんだお茶会をひらけたら素敵ですね。
クリスマス招待日
2018-12-22
今年も、絵本美術館のクリスマス招待に、ほんとうに多くの卒園生が遊びに来てくれました。
一年に一度、翔び立って行ったかわいい子どもたちの成長を見れる数少ないチャンスです。
しかし毎年、せいぜいわかるのは小学三年生まで。あとは、ほぼわかりません。笑
そのくらい最近の子どもたちの成長は著しく、背が伸び、顔つきも大人びて、女の子はとっておきのお洒落をしてくるので、「どこのお嬢さんが来たの? この美人さんは」と首を傾げてしまうこともたびたび。
それでも先生たちと笑い合ったり、部活の話をしたり、久しぶりの友達とふざけあったりしている姿を見ると、ああ、幼稚園の頃と変わらないなあ…とホッと胸を撫で下ろしたりするのです。
高校生ともなると、近い将来の “夢” の話もポンポン出てきます。
毎年卒園式で読み上げる挨拶文の中の「“夢” をみつけてください。そして、ときどきはその“夢” の話を聞かせに来てください…」を忘れずに実行してくれているのかな、と嬉しく思っています。
卒園してしまうと、なかなか敷居が高くなってしまう幼稚園ですが、絵本美術館のクリスマスをとおして毎年子どもたちの成長した姿や変化を見れるのはほんとうにうれしいことです。
そして何より、毎年、そんな子どもたちを連れて来てくださるご父兄のみなさまに感謝です。