ありす幼稚園ブログ
ブログを通して、園の様子をお伝えします。
卒園式
2018-03-13
さまざまな思いが交錯する卒園式です。
昨日、子どもたちに「毎年、卒園式では、先生たちはみんなと別れたくなくて泣きます。子どもたちもお友だちと別れたくなくて泣きます。お母さんたちも泣きますが…なぜ泣くのでしょう?」とたずねました。
すると、子どもたちは「お母さんたちは、うれしくて泣きます」と、こたえました。
それを聞いて、思わず、子どもってすごい ! と思いました。
ちゃんと親の気持ちをわかっている。自分にかけられた愛情も。
そんなお父さんやお母さんに立派に育った自分の姿を見せようと、背筋をぴんと伸ばし、名前を呼ばれると凛とした声で「はい!」と返事し、立派に修了証書を受け取った卒園生たちです。
入園式の日のことを思い出すと、涙が出て困りました。
会長さんのご祝辞では、先生一人ひとりにとても心温まるお言葉をいただき、みな嬉しくて泣いておりました。
また、式の後はホールで盛大な謝恩会を設けてくださり、先生たちも無事卒園生を送り出した喜びとともに、
一生心に残る感動の一日だったと思います。
お父さま、お母さま、今日はほんとうにありがとうございました !
森田先生、ありがとうございました !
2018-03-06
今日は学年末の保育参観がおこなわれました。
年長さんは、これまで練習してきた鉄棒の逆上がりをお家の方に披露するので、昨日からドキドキです。
それでも、おべんとうを食べた後などに毎日練習してきた甲斐あって、先生もお褒めくださるほどの上達ぶりです。
保育を参観して、森田先生の教え方にはいつも感服しています。
足を高く上げるのに、釣り竿の魚を使うとは!
「足を高くあげて」と言われても、子どもは頭では理解していても、なかなか動きには反映されません。
子どもたちがいつも遊んでいる玩具の釣り竿につるした魚を足でけり上げるよう指導するなんて…子どもも無我夢中で足を高くあげてしまいますよね。
子どもの指導に長くかかわってきた森田先生だからこそのノウハウだと思います。
さて、森田先生の転勤にはご父兄のみなさんもかなりがっかりしておられました。
この2年でどの子も身体を動かすことの楽しさやよろこびを知り、今では運動が苦にならなくなりました。
自信をもって小学校の体育の授業に臨めると思います。
さいごに、森田先生から「何事にも目標をもってください」という言葉をいただき、子どもたちからは花束が贈られました。
森田先生、ほんとうに一生懸命子どもに向き合って下さりありがとうございました!
ジャム・パーティ
2018-03-02
先日作ったジャムの瓶をもって、絵本美術館に行ってきました。
卒園前の思い出に、きょうは絵本美術館で"ジャム・パーティ"を開くのです。
その前に、せっかくですから、ジャムがもっともっと食べたくなるような絵本を一冊読みましょうか…。
そこで選んだ絵本が、ジョン・ヴァーノン・ロードの「ジャイアント・ジャム・サンド」。
このお話、
チクチク村に400万匹の蜂の大群がやってきて、住人たちは大きなジャムサンドを作って蜂を罠にかけようと…
大きなパンを作って、地上のパンの上にトラックで運んだバターと苺のジャムをトラクターとスコップで塗ります。
すると、400万匹の蜂の群れがジャムの匂いをかぎつけてやってきて…蜂たちがジャムにくっついてしまうと、上空でまっていたヘリからパンを落として、ジャイアント・ジャム・サンドが完成 !!!
うーん。
すべてがビックサイズで、ビッグサイズのジャムサンドも食べてみたい気もしますが…蜂もいっしょに挟んであるとなると、ねえ。
でも、絵本を読んでもらったあと、子どもたちはクラッカーにジャムをのせて、みんなおいしく食べていましたよ。
ジャムが嫌いな子も数人いましたが、みんな「おいしい」と言って、おかわりしてくれました。
絵本美術館の中で食べ物が食べられるのは、この"ジャム・パーティ"のときだけ。
そんな特別感が、ちょっぴり苦手のジャムもおいしいスイーツに変えてくれたんですね。
残りのジャムの瓶は持ち帰って、保育参観の時にお父さんやお母さんに味見をしてもらいます。
あとは、お兄さん、お姉さんの作ったジャムとして、おわかれ会のときに小さな子どもたちにふるまいます。
それも楽しみですね
ひなまつり
2018-03-02
毎年、ひな祭りが近くなると、エントランスに"つるし雛"を飾ります。
昔、園児のおばあちゃまが作ってくださったものです。
女の子たちは、この雛かざりが大好きです。
きっと見たことのない珍しいものなのでしょうね。
お迎えに来たお母さま方も、「かわいいですねえ…」と幼い女の子のような顔で見ていらっしゃいます。
ひなまつり会の後に、みんなでひな壇を囲んで写真をとりましたが、肝心のひな壇がすっかり隠れてしまいました。
「きょうは、帰りにお雛様のケーキを持って帰りますよ」と話すと、「やったーっ!」と、みんな大喜び。
「ママのおみやげにするんだ」と言っていたやさしい男の子もいましたよ。
苺ジャムづくり
2018-02-28
秋から苗を植えて育てていた苺の "とちおとめ"
冬を越してやっと可愛い実をつけてくれていましたが、今日はいよいよジャムづくりに挑戦です!
(もちろん、苺は新鮮なものを20パックほど買って加えました)
3つの鍋に苺を入れ、さらさらのグラニュー糖とレモンのしぼり汁をかけかきまぜてしばらく置くと、苺からピンクのイチゴ汁がたくさん出てきて、水をいっさい使わなくても火にかけて煮ることができるのです。
たっぷり時間をかけて、その変化のプロセスを子どもたちにも見てもらいました。
子どもたちはその変化に驚きながらも、大好きな苺のあま~い匂いを嗅ぎながら、「はやくジャムできるといいなあ」と待ちきれないご様子。
さあ、ここからはジャム先生の出番です。
ジャム先生(ゆきこ)が、4時間超弱火でクツクツ煮込みます。
ちょっと目を離すと、あっという間に焦げついてしまうという、何ともおそろしげな料理です・・・