いわき幼稚園ブログ
ブログを通して、園の様子をお伝えします。
「イチゴ、だいすき!」
2018-05-24
五月晴れの中、5月生まれのお誕生会が行われました。
主役は5月生まれにふさわしく、皆さわやかな子どもたちです。
ひとりひとり「ハッピー・バースデー」の歌でお祝いされ、壇上の子どもたちは緊張しながらも、とっても嬉しそう。
それから先生に手作りのお誕生カードをプレゼントされて、みんなお席にもどってからもいつまでもカードを抱きしめていましたよ。
さて、今月からお誕生会のケーキは苺のショートケーキです。
はじめての子どもたちもケーキを一目見ると、「ぼく、苺だいすき!」と口々に言っていました。
「園長先生もたべたくなっちゃった」と言うと、「すこしあげるよ」とやさしいことばも聞かれました。
それにしても、小さな子どもが苺のショートケーキを頬張る姿って、ほんとうによいものですね。
はじめての「絵本の日」
2018-05-07
きょうは年少さんにとって、はじめて絵本を借りる日です。
連休明けでちょっぴりぐずって登園した子も、「これから絵本バックで絵本を借りますよ」とお話しすると、すっかりご機嫌になって、絵本バックを小さな腕にかけ、さっそうと絵本の部屋へ・・・
絵本の部屋では、テーブルの上にずらりと並べられた年少さん向きの絵本を前に、さまざまな可愛い姿が見られました。
先生に相談しながら絵本を選ぶ子、「これ、お家にある !」と言って選ぶ子、同じ絵本を二冊選ぶ子、絵本の中身を見てから選ぶ子、さっさと選ぶ子、二冊目がなかなか決まらない子…など、はじめて自分一人で絵本を借りるのですから無理もありません。
絵本は、大人でも、背表紙ではなかなか選べませんよね。
絵本美術館をつくるとき、「絵本を表紙で展示したい」と一つだけ安藤忠雄さんにお願いしたのは、そうした子どもの姿からです。
とくに小さな子はまだ字が読めませんから、直感的に表紙で選びます。
この直感は絵本の選び方として最適です。
なぜなら、絵本のすべてが表紙の絵一枚に集約されているのですから、子どもが直感的にある絵本を手にとれば、それはお母さんに読んでもらいたい絵本に他なりません。
きょう、お家にある絵本を借りてきた子には、「この絵本、ずいぶん好きなのねえ」と、やさしく頭をなでてあげてくださいね。
とてもすばらしい "選択" です
きょうの ひとこま
2018-04-12
きょうはお天気もよく、デッキで遊ぶ子どもたちの頭上にも明るい陽の光が降り注いでいました。
この時期の一日は、とても大きいですね。
昨日泣いていた子も今日は朝から元気に登園したかと思うと、こんどは昨日へっちゃらだった子が「ママにあいたいよー」と涙を見せてみたり…
でも明らかに、また3月のようなのんびりとした日々に着実に向かって行っているようですよ。
さて、今日は「交通安全教室」を行いました。
まず一人では外出しないでしょうが、横断歩道を渡る際の簡単な交通ルールを人形劇で面白おかしく先生たちが演じてくれました。
指人形のオオカミがこわかったと見え、年少の男の子で最後まで「オオカミ…」とつぶやいていた子もいましたよ。お帰り時によんでもらった紙芝居はよほどお気に召したのか、どの子も夢中で見ていました。
題名は、「あわてうさぎの はなやさん」です。
「おとなりさんのおひっこし」
2018-04-11
きょうは、年長さんが「おとなりさんのおひっこし」というゲームをしてあそびました。
クラス替えで新しいおともだちと早く仲良くなってもらいたいと先生たちが考えた、とても楽しいゲームです。
それぞれが好きな動物に変身して車座になり、名前を呼ばれたらお家をお引越しするスリル満点のゲーム !
だって、うかうかしていたら、自分のお家(いす)がなくなってしまうのですからね。
みんな耳を澄ましてドキドキしながら、さあ、お引越しの準備です。
そんなとき、思わぬ飛び入りに、年長組「ぐりむ」の子どもたちはびっくり !!
新入園児の「まあや」さんが、いつのまにか椅子にすわってゲームに加わっていたのです。
そのまま、そっと様子を見ることにしました・・・
すると、その子は先生の話を一つ漏らさず聞きとり…歌なり、ルールなり、すべてです !
けっこうタイミングが難しいゲームなのですが、うまくお兄さん、お姉さんの隙を縫ってお引越しを済ませると、何食わぬ顔でまた隣のお姉さんの肩をちょんちょんと叩きながら歌いはじめるのです。
すっかり年長さんになりきっていましたので、思わず言ってしまいました。
「あしたから、年長さんでもいいですよ」
新しい"ちっちゃなおともだち"がたくさんやってきましたよ
2018-04-11
新入園児を迎えて、園はますます活気を帯びてまいりました。
今日は一日目ですから、あちらこちらで「ママ」を呼ぶ声も・・・
子どもたちの中には、自分のおかれている環境を時間をかけて見極めようとする"慎重派"の子どもたちがいます。
子どもの大切な個性ですから、それはそれで「おりこうさんだ」と私たちは思うのですが、お母さんは(…今日も泣いている)(また行きたがらない…)と悩んでしまうのです。
しかし、ちょうど一年前、盛大に泣いていた子は、一週間もすれば笑うようになり、一年後の今ではそれが信じられないくらい活発で、とても思慮ぶかい、優しいお兄さんやお姉さんになっていたりするのです。
おとなだって、はじめて飛び込む環境ではオズオズとするものですよね。
無理をして平気な顔をする人もいますが、子どもはムリをする必要はありません。
お母さんから離れて泣きたいのは当たり前、さびしいのは当たり前、早くお家に帰りたいのは当たり前。
今に「なんでこんなに早くお迎えに来たのー!!」と言われ、ショックを受ける日も近いのです。
せっかく午前保育なのですから、おいしいお昼でも作って、帰ってきたら喜んで胸に迎えてあげて下さい。