いわき幼稚園ブログ
ブログを通して、園の様子をお伝えします。
おゆうぎ会
2020-12-12
待ちに待った「おゆうぎ会」が、感染症対策のため、学年ごとに観客を入れ替えるかたちで開催されました。
全国的に感染が拡大しており、前日まで冷や冷やしていましたが、さいわい地域の感染が抑えられていてありがたかったです。
それにしても、今日の子どもたちはすごく輝いていましたね!
幼稚園ではじめて衣装を身につけた時も皆大喜びでしたが、舞台で眩いライトを浴びて演じる喜びは、また格別なようです。
こんな子どもたちの生き生きとした姿を見ると、無事開催できてほんとうに良かったと思うのです。
もちろん、例年のように年少・年中さんは2つのプログラムをご披露したかったですし、年長組のオペレッタも録音ではなく生で思いきり歌わせてあげたかったと心残りはあります。
それでも子どもたちは屈託なく今年のおゆうぎ会を十分楽しんでくれたようで、嬉しい限りです。
そして何より、朝早くからお外に長時間並んでくださり、会場でも私語を謹しむなど、たくさんの協力をしてくださったご父兄のみなさまには、感謝の言葉しかありません。
ほんとうにありがとうございました。
カレーパーティ!
2020-11-26
全国的に新型コロナ感染症の拡がりが心配されていますが、さいわい地域ではまだ深刻な状況には至っておりません。
そこで、この時期にできることを…と前倒しで「カレーパーティ」を行うことになりました。
例年はカレーがおいしい季節と言うことで、2月に行われていた子どもたちに一番人気の会です。
もちろん手指の消毒など感染対策を徹底しての開催ですが、何より、カレーはお鍋でぐつぐつ長時間煮込みますので安心です。
パーティションで仕切ってのお食事タイムにはなりますが、今日は暖かい一日でしたので、いつものようにテラス席も設けて、2クラス同時に会食しました。
年中、年少さんが匂いにつられてちょこちょこ覗きにやって来ましたが(可哀想に…)、来年、さ来年のお楽しみと言うことで許してもらいました。
さて、驚いたのは、子どもたちの包丁さばきです!
前回のサラダパーティより格段に上達して、硬いジャガイモや人参をじょうずに切っていて感心しました。
お母さんたちの話では、サラダパーティ以来、子どもたちが夕食の準備に関わることもあり、「食育」の実践としては大成功だったようです。
前回も自分たちで育てた野菜を調理したサラダに、ふだん野菜を一切食べない子が恐る恐る箸をつける姿も見られました。
今日も、ママのカレーすら食べない子が一皿ぺろりと平らげて、それを見た先生たちが喜んでいました。
何回もおかわりする子が多く、お腹をこわさないか心配しましたが、青空の下、開放的な空間で食べるカレーライスはきっと特別な美味しさだったのでしょう。
大鍋3つがあっという間に空っぽになり、今年は放課後、先生たちにお裾分けをすることができませんでした…
運動会ごっこ
2020-11-05
二週にわたり、“運動会ごっこ”の自由参観が行われています。
今日は年少組『まあや』の子どもたちが、朝からお父さんやお母さんが来るのをワクワクしながら待っていました。
これ以上ないくらいの秋晴れに、ピンクのハッピが映えますね。
大好きな「アンパンマン音頭」は、子どもたちがとても大好きなダンス。
可愛いお面をつけて、今日はマスクを外しての踊りに、お歌も思いきり歌えて、とても楽しそうでした。
入園式の日以来、子どもたちの園での姿を見ていなかったご父兄も、お並びして行進する姿や、のびのびと手足を動かしてダンスや体操をする姿にさぞ驚いたことでしょう。
運動会は華やかな催しですが、“運動会ごっこ”は園での子どもたちの自然な姿を見ていただくことができる貴重なひと時です。
子どもたちは毎日このように楽しく遊んでおりますので、どうぞ安心してください。
最後は運動会のように、アンパンマンのご褒美メダルを一人一人首にかけてもらい、せっかくなので、その可愛い勇姿もお写真に収めてもらいました。
今日は、お父さんやお母さんから拍手をたくさんもらって、嬉しかったですね。
子どもたちの表情を見ると、一気に成長したようにも見えるから不思議です。
こうした姿を見ますと、お遊戯会でも可愛い衣装を着て嬉しそうに踊る姿も見たくなりますね。
まじょまつりにいこう
2020-10-14
先週お天気が悪く延期になっていた年少組『ばんび』と『ぷーさん』の小遠足が、今日行われました。
お天気も良く、暖かい秋の日のひとときに、ほんとうに待った甲斐がありました。
しかも今月中は、絵本美術館は“魔女まつり”の真っ最中。
館内では、かわいい魔女さんたちのお出迎えに、びっくりして緊張する子も、はしゃぐ子も…。
楽しい時間がはじまりますよ。
地階の大階段に座って、『まじょまつりにいこう』の絵本に目をキラキラさせながら、次々と出てくる魔法の仕掛けに一気に絵本の世界に入り込む子どもたち。
さあ、次は、ピクニックです!
出かける前に、魔女たちから「ハッピーハロウィン!」の掛け声とともに、一人一人、お菓子を手渡されました。
それから、そのお菓子を手に魔女たちの後をゾロゾロついて行くと、太平洋が一望できる小高い原っぱに到着しました。
「海だ、海が見えるよ!」
子どもたちが興奮して叫び、先生たちはシートに座らせるのに一苦労。
絵本美術館の敷地内ですので、誰とも接触せず安心です。
心ゆくままに秋のピクニックを楽しみました。
しかし、小さな子どもたちは可愛いですね。
あくまで魔女さんだと信じていて、最後まで嬉しくて手を離さない子もいましたよ!
待ちに待った『サラダ・パーティー』
2020-10-09
夏の初めから育てた、夏野菜のきゅうりとトマト。
毎日の水やりや観察の記録を経て、夏中、収穫の喜びを味わった子どもたちですが、いよいよ今日、『サラダ・パーティー』の日を迎えることになりました。
新型コロナの影響で、いつものようにグループごとに分かれてワイワイ騒ぎながらの賑やかなパーティーにはなりませんでしたが、子どもたちも健気にも事情はよくわかっています。
パーテイションで仕切られた空間で、それでも「たのし〜い!」と時折り呟きながら、はじめての包丁を楽しんでいたようでした。
残念だったのは、ドレッシング作りを子どもたちに経験させられなかったことです。
みんなで分担しながら材料を合わせ、順番に攪拌していく作業がまた楽しいのですが、今年は念のため先生が作り、子どもたちのテーブルをまわりました。
いつもおかわりの声が絶えない、レモンと蜂蜜入りの特製ドレッシングです。
今回もあちらこちらで、「もっとかけて!」の手が上がっていました。
野菜嫌いの子もこのちょっぴり甘いドレッシングにつられて、いつもより箸が進むようですが、何より自分たちで苗から育てた野菜を調理しての、“とくべつの一皿”です。
これは格別の味ですよね。
震災後、すこしでも「食」に対する不安を解消し、「食」に興味をもってもらおうと始めた食育ですが、年長さんになったら…と、子どもたちが一番楽しみにしているお料理の時間です。今年も開催できて、ほんとうに良かったと思いました。
次は、12月の“クリスマスケーキ作り”ですね。
今日の子どもたちのはしゃぎようを見ていたら、「なんとか無事開催できますように!」と、心から願うばかりです。